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FEVRIER------・・・→ Aller au futur que je ne voir pas encore
Qu'est-ce que j'ai pence en mars?
Le 25
「小さな日本人の女の子」とも、お別れ。
私は一年ぶりに、「日本人」ではなくなるのだ。

さよなら、パリ。
さよなら、フランス。
私が、私に、会えた場所。
Le 24
最後の夜。
寒くない。

とても静か。
とても穏やか。
Le 23
私はいま、大きな流れの中にいる。
一箇所に留まらず、
常に動き続けるということは、
自分がいつも新鮮な水に触れているということだ。

他の誰かになることはできない。
でも、他の誰かみたいになることはできる。
繋がっている、と感じさせてくれた人。
繋ぎとめなくてはならない。
Le 22
雨の中、久しぶりに歩き回った。
見慣れた教会の尖塔を遠くに見つけ、
ほんの何ヶ月か前の自分の影を探した。

待っててください。
必ず、追いつきますから。
Le 21
最後の週末。
激しい雨と、眩しい青空。
今日はあわただしい天気だった。
寝ぼけた声に、心の中でだけ、笑う。

最後の食事。
ろうそくの揺れる様子ばかり、眺めてた。
遠い、なにか。遠い、なにもかも。
時間は、いつも通り、過ぎてゆく。

最後の握手。
けれどその心の強さとは逆に、
臆病な程のしなやかさで、握り返す手のひら。
なんの感情も生まれてこない。
それが、自分でも不思議。
きっとそれは、
私が初めて世界とつながりを持ったから。
Le 20
三角の空。
この小さな空間を見上げるのも、
今日で終わり。

私の空、と、心の中でつぶやく。
扉の向こうで、私を待っている気配がした。
今の気持ちを表現する言葉を、
私は知らない。
そう、永遠なんて、みんな信じていないけれど、
でも日常はずっと続くように感じながら生きてる。
たくさんの、たくさんの感情がごたまぜになって、
さけびたいのは、こんなときなんだろう。
前に進むための別れ。
今日は、いちだんと風が強い。
Le 19
雨、風、桜。
日本がどんなだったか思い出そうとしたけれど、
あまりの曖昧さに愕然として、
早足になる。

少しくらい、
いろんなことに対して感傷的になれないものだろうか。
でもこれからやってくるのは、
変化でなく、
上昇。
Le 18
思ってること、感じてること、
素直に全部伝えられたらな、と思うけれど、
いつも言葉を飲み込んでる。
空に、笑いかけて、
ああ、自分自身にさえ、
言葉はただの深呼吸になって、
静かに風にとけてゆくだけ。

まっすぐ、見つめ返す。
いつか、きちんと、返事ができるように。
私の道を、光で満たしてくれた人へ。
Le 17
春のコートを着た。
その軽さに、少し驚く。

春が、きた。
テラスで、太陽を仰ぎながらカフェを飲む人々。
私は、まるで妖精にでもなったかのような足どりで、
メトロの階段を駆け下りる。
いつのまにか、夕方の空が明るいことに気づいた。
Le 16
静かで暖かい夜。
たくさん話した。

でも、本当に話したい人はただひとり。
もうすぐ会える。
何から話そう。
何もかも話したい。
きっと、どんな些細なことでも、
ちゃんと聞いてくれる。
そして、全部伝えたら、
ゆっくりと眠りたい。
Le 15
羽が欲しかった。
今日の、今の気持ちをときはなつために。
空を思いのまま飛びたい。
何かから自由になるためなんかでなく、
ただ、この、静かな心の震えを、
表現したいだけ。

その時は、わからなかった、
じわじわと今、
喜びと、感動が、私の心に広がってる。
たった、小さな、紙切れ一枚。
けれど、その重みをしっかりと、受け止める。
生きててよかった。
そして、生きてゆこう。
そう、ただ、歩いてゆくだけ。
それこそが、その紙に書かれた思いの、
ただひとつの恩返しになる。
Le 13
私が一番キライなのは、
自分が今みたいな状況にあることだ。
空を見ても、心はどこかにいっている。

きっと、うまくいくだろう、何もかも。
とにかく、待とう。
焦らずにいること。
時間は無限ではないけれど、
望めば、誰よりもゆっくりと、生きてゆくことができるはず。
少しだけ、生き方を、知った。
Le 11
なかなか、思いが言葉にならない。
それとも、思いの量が以前より減っているのだろうか。

なにかしてる?
ううん、何も。
時間。
もっと、もっと、もっと。
私は、満足していない。
Le 10
雲の向こうの太陽と、
綿毛のような雪。

どんより。
でも、見える。
Le 8 mars
風はまだ冷たいけど、
陽射しはもう春。

なぜだか、今日の私の心は、
嬉しさであふれてる。
何年か後の、自分の姿を想像してみた。
Le 7
久しぶりに、
雨の音を聞いた。
でもそれは、氷の粒だった。

1時間後の青空。
でも今日は、気紛れな空を理由に、
一日家にいた。
Le 6
快晴。爽快。
何もかもが、素晴らしかった一日。
こういう日があるから、がんばれる。

自分の、がさがさの指先。
仕事をしてる手。
まだまだだけど、でも、嬉しい。
誰も見てくれないけど、
胸を張って歩く。
Le 5
見上げたら、私を見つめ返した月。
まんまる。
今夜は満月だろうか?

きっと、まんげつ。
ひいやりした夜風。
きっと、うまくいく。
私の道を、照らす月。
きっと、きっと、大丈夫。
Le 4
笑い、見つめあい、笑う。
何かを共有する。
道は同じ。目指すものは、同じ。

このまま続くのなら、とは思うけれど、
このままでいてはいけないとも思う。
私は、彼の目指す方向へと進みたいから、
彼とは違う道を進む。
Le 3
この広い街で、知った顔の人と偶然すれ違った。
彼は電話に夢中で、階段を駆け上っていった。
2・3回話したことがあるけど、
彼は私のことを忘れているはず。
彼と知り合ったのは、ほんの、3ヶ月前。
もう何年も前のことのように感じる。

私は、知ってる。
儚い、人との繋がり。
私は、多くの人と繋がりを持たないし、
限られたある人たちとでさえ、
人並みの関係を結ばない。
それは私の欠点だとわかってはいる。
けれども、
私は、ある部分では、誠実でありたい。
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